—— ある絵本出版の記録
ずっと、
「絵本を出したい」という想いを持っていた
実験室のメンバーがいました。
しかし彼女は、
絵本を出版するには
出版社のコンクールで賞を取るしかない。
自費出版は現実的ではない。
そう思い込み、
応募しては落ち、
やがてその夢を
静かに手放していました。
周波数実験室を通して、
「どうにかしよう」とする力が抜け、
源の感覚に触れられるようになった頃。
状況を変えようとしたわけでも、
夢を取り戻そうとしたわけでもありません。
ただ、
位置が変わっていた。
その頃、
ふとした流れで、
絵を描くのが得意な私のクライアントと出会い、
「一緒にやってみようか」
という話が自然に出ました。
私はデジタルで絵本を形にし、
Kindleでの出版方法を調べ、
淡々と作業を進めていきました。
結果として、
およそ2ヶ月ほどで
絵本は出版されました。
そこに、
狙いや戦略はありません。
出版しようと決めて
逆算したわけでもない。
ただ、
その時に必要な人と、
必要な情報が、
無理のない順序で現れただけです。
源に戻ると、
「できる方法を探す」より先に、
現実が動き始めることがあります。
可能性を広げようとしなくても、
選択肢を増やそうとしなくても、
未来から道が示される。
この出来事は、
努力や根性によって
夢を叶えた話ではありません。
源の位置に立ち、
余計な力を抜いたとき、
創造が自然に立ち上がった
その記録です。
「源から創造する」とは、
何かを生み出そうとすることではなく、
生まれてくる流れを邪魔しないこと。
この事例は、
その一例にすぎません。
